歯磨きはもちろん、デンタルフロス、歯間ブラシも
欠かさない生活を始めて幾年月。
歯には気を使ってきたつもりですが、寝ている間の
歯ぎしりまではどうにもなりません…
第二次虫歯治療を終えた今、お口の健康を保つために
何が出来るのか。
先生の何気ない一言から、マウスピース、使ってみる
ことにしました!
歯ぎしりで大変だった治療時代
3~4ヶ月に一度、歯の検診に通っています。
そもそも定期検診を始めたのは、虫歯になりやすかった
から。
子供の頃は、学校の歯科検診で毎年必ずひっかかり、
治療に通っていたと記憶しています。
その頃の治療方法は、虫歯になったところを削って
銀の詰め物をするのが主流でした。
その詰め物が、年月が経つと隙間ができ、また虫歯を
繰り返す可能性があるのだと知った時の衝撃…!
これからのことを考えて、4年前から詰め物の箇所を
ひとつずつ治療し始めました。
…はい、100%また虫歯になっていました…
自費診療も兼ねた大掛かりな治療が完了したのは、
2年前です。
今診てもらっているのは、予防医学にも力を入れている
先生です。
去年の11月に検診に行ったときに、話の流れで以前から
歯ぎしりのことが気になっていることを話すと、
「見た感じでは、歯ぎしりの影響はそれほど感じませんが…
少しあるかな? 心配だったらマウスピースを使って
みますか?」と勧められ、興味を持ちました。
実は、歯並びが悪かった私は、20代前半に上の歯の
矯正手術をしており、神経を抜いています。
神経を抜いた歯は、歯茎の衰退も早いようで、これも
悩みのひとつでした。
歯と歯茎にとってメリットのあることだったら、何でも
試してみたい。
そんな気持ちだったのです。
マウスピースで歯ぎしりを予防これだったら続けられる!
「初めは柔らかいタイプのものがいいでしょう」という
ことで、透明なシリコン製を勧められました。
この日は、上の歯の歯型をとって終わり。
2週間後の診察時に、試しに装着してみます。
わりと簡単にカチッとはまりました。
かすかに柑橘系の味がします♪
一緒に渡された注意書きには、歯磨剤は使用せず、
歯ブラシで優しく洗うようにと書かれてありました。
先生に確認すると「歯ブラシも傷つける可能性があるので、
普段は食器用の中性洗剤で、スポンジで軽く洗う程度で
いいですよ」とのこと。
あとは週に一度、専用クリーナーにつけて除菌すれば
大丈夫なようです。
専用ケースと一緒に持ち帰りました。
さて、初めてのマウスピース生活。
初めの2日間は、付け忘れて寝てしまいました(笑)
そして、3日目。
装着すると、見た目は何もつけていないかのよう。
全く目立ちません。
ただ…しゃべりづらいのです!
上あごの前の部分がマウスピースで覆われてしまうことが
原因です。
言葉を発音するときに舌を上あごにつけることが多い
ですが、あごと舌の間にシートが1枚あるだけでこんなに
発音しづらいなんて!
今回、初めて知りました(^^;
まぁ寝る前ですから、静かにしていればいいわけで(笑)
あとは特に問題なし。
嫌な味もありませんし、違和感も気になりません。
これなら難なく続けられそうです♪
マウスピースで歯ぎしり防止。ぐっすり睡眠の日々
正直に言うと、1ヶ月ほどは、朝洗って乾燥させたまま
にして寝室のケースにしまい忘れてしまい、装着しない
日が何度かありました。
慣れるまでは、マウスピースの存在をつい忘れてしまうん
ですね(^^;
私にとって、マウスピースを装着するメリットは、
「安心して眠れる」ということでした。
寝ている間は、歯ぎしりをしているのかどうか、自分では
わかりません。
朝起きると、
「昨夜は歯ぎしりしたかな」
「大切な歯が削れちゃったかも」
「セラミックで治療した歯も破損しちゃったらどうしよう…」
と心配していました。
マウスピースをしているからといって、歯ぎしりをしなく
なるわけではありません。
ですが、もししていたとしても、ガードされているおかげで
力が分散されて、負担を軽減させることはできます。
そう思うことで、精神的にかなり楽になりました。
私は体調が悪いとよく歯茎が腫れていたのですが、最近は
それも少なくなったような…
歯ぎしりによる影響が軽減されているからなのかな、とも
思います。
日常的に歯ぎしりをしていると、マウスピースも薄くなって
くるそうです。
次の検診で確認してもらい、もし劣化していたら歯ぎしり
常習犯、ということですね(笑)
そうなったらまた治療を考えたいと思います。
マウスピースで歯ぎしりを防止してぐっすり睡眠:まとめ
歯ぎしりの原因は、ストレスもあると言われています。
「歯ぎしりで、歯に悪い影響があったらどうしよう」
というストレスがひとつなくなり、マウスピースに
守られているような気持ちで安眠できるようになりました。
年を重ねても、自分の歯で美味しくご飯が食べられる
ように、これからも大切にケアしていきたいと思って
います。