本来捨てるもので免疫力がアップするなら、と始めたベジブロス生活。
そういえば風邪ひかなくなったな、そういえば肌の調子が整ってきたな、
という「そういえば…」が少しずつ増えてきました♪
野菜の恩恵に感謝しつつ、これからも無理なく続けていきたいと
思っています!
私がベジブロス生活に至った経緯をお話しますね♪
捨てるもので健康になるなら
私が「ベジブロス」という言葉を知ったのは数年前。
夫の健康保険組合から毎月送られてくる冊子からでした。
「野菜の切れ端や根の部分、皮など捨てるところを
まとめて煮出す」
洋食で言えば「ブイヨン」ということでしょうか?
免疫力アップも期待できるようです。
実は…
私は健康オタクですが、料理はあまり好きではありません。
一人暮らしが長かったので、美味しい料理はそこそこ作れ
ますが(笑)、もし家政婦さんを雇う甲斐性があったら、
毎日頼みたいくらいです!
この「ベジブロス」は、そんな私の心に火をつけました。
この出汁でとにかく何でも煮込めば、日々の食事作りが楽に
なるかも…? そして、健康にもなれるかも!
ということで、まずは定番のお味噌汁で試してみることに
しました♪
- 「野菜の切れ端には栄養と旨味が凝縮されている」
「ベジブロス」とは、ベジ=野菜、ブロス=だし
これを組み合わせた造語のようですね。
材料は、2~3日分ストックした野菜の切れ端と少しのお酒と水のみ。
ただし、苦みやニオイがきつくなるブロッコリーやキャベツの芯、
カリフラワーなどは、少量にするか使用しないほうが良さそうです。
まずは野菜をよく洗い、捨てる部分をカットします。
「皮には栄養がある」という事実は、健康オタクにとっては常識(笑)
私も、ニンジンや大根、ごぼうなどのきれいな皮は普段から料理に
使うので、なかなか材料がたまりません…。
あまり長くストックしても鮮度が落ちるので、とにかく3日ためた時点で
煮出すことにしました。
水は分量の約3倍と書いてありましたので、これは目分量で!
身体に良いとされる出汁をとるので、身体に良いとされるわが家の
浄水器の水を使います。せっかくならこだわりましょう!
弱火で20~30分煮出します。
私は時間短縮のために、くつくつと煮立ってくるまでは
蓋をしていましたが、本来の出汁の取り方は蓋なしで
火にかけるようです。
ベジブロスもそうするほうが、より栄養を抽出できるのかも
しれませんね。
冷めたらザルでこし、完成! 薄い飴色の出汁ができました。
ここで気が付いたこと…
ザルの目が粗いと、ピーマンの種など小さなものは出汁の中に
入ってしまいます!
私は気にせず食べていますが、気になる人は布巾やキッチン
ペーパーでこすといいでしょう。
さて、これに具材を入れて温め、味噌(だし入りではない)を
入れてお味噌汁を作ってみました。
野菜の切れ端万歳!
だし入りの味噌に慣れている人は、少し物足りなく感じる
かもしれません。
ですが、だしの入っていない味噌で作っている私にとっては、
明らかにコクがあって美味しい!
ただ、前にも書いたように野菜の皮も料理に使うため、2~3日
ためたところで充分な量の味噌汁は作れないし、そんなに
マメに煮出す気力もありません…。
そこで、ジップロックに入れて冷凍庫にストックすることに!
これだったら、充分にたまってから一気に煮出すこともできます。
すぐに使わなければ、麦茶用のポットなどに移し、冷蔵庫で
保存すれば3~4日は大丈夫。
製氷皿に入れて冷凍すれば長く保存できますが、面倒臭がりな
私はやったことがありません(笑)
でも、ドレッシングを作る時のように、少しだけ使いたい時は便利かも!
入れる野菜によって、出汁の味も変わります。
生姜の皮が入っているとスパイシーな味になるし、玉葱の皮が
入ると濃い飴色のまろやかな味になる。
更にごぼうやしめじの石づきが加わると、旨味調味料にも
劣らないほどの出汁感がでるんです!
ただ、農薬の心配もあったので、私はベジブロスに使う野菜を
国産のものだけと決めています。
味噌汁で慣れてからは、スープはもちろん、カレーやシチュー、
鍋にも使うようになりました。
ご飯を炊いても美味しそうですね!
まとめ
どうせ捨てるものなら、もうひと働きしてもらって
和風ブイヨンを作りましょう!
日々の食事作りが楽になるかも。
そして健康になれるかもしれませんよ♪
作り方は簡単!
2~3日分ストックした野菜の切れ端を、少しのお酒と
分量の約3倍の水で20~30分煮出すだけ。
野菜の皮や切れ端は、旨みの他にもファイトケミカルが
豊富なんですよ!
それに、野菜の種類によっては旨味調味料に負けず劣らずの
出汁が作れます。
私は、ベジブロスのおかげでだしの素を使う機会もめっきり減り、
自然な旨味を感じられるようになりました。